net-6-4
こんにちは、ダグラスです。


ここでは、コピーライティングにおける、
「信じない」という壁を乗り越える
話についてお伝えしていきます。


いきなりですが、あなたは夜の街へ
お出かけになって、客引きに声を
掛けられた経験はありますでしょうか。


自分は心を閉ざしているので(笑)、
話も聞かず、目も合わさず素通りします。
…それはさておき。


キャッチセールスという名前とも言われる
客引きの方々ですが、文章とは違うので、
「開かない」「読まない」は参考に
ならないかもしれないですが。


代わりに「聞かない」という壁を
乗り越えてもらいます。
お客様のニーズに合わせて、有益な情報を
提供して、話を聞いてもらうのです。


お客様が話を聞いたとしても、
話を「信じる」こととは別になります。
客引きも必死になってお店へ誘います。


別の面から
ガールズバーなんて流行っているので、
呼び込みをするお姉さんがいますが、
かわいいと思い立ち止まる人もいます。


そこからお姉さんを信じ、お店に入るまで、
もう一つ必要な要素があると思います。


(かわいい子と)一緒に呑みたい。
心理的(時に性的)欲求を満たしたい。


そういう部分で理由がつけば、
お店に入っていく訳です。


後から考えると、論理として成り立たない
ことが多いのですが、理由をつけると
妙に納得する、ということが多いのです。


もう少しきれいな例えを挙げます。


セールスマンの営業。
新聞屋さんの営業なんて、受けたことが
ある人がいらっしゃると思います。


話を聞いてもらうために、新聞屋さんも
「米5kg」「ビール1カートン」、
契約したら差し上げます、という
プレゼンテーションを必死に行います。


そこから契約をして頂く「理由」を
伝えていくところへ変わっていきます。
「理由」が付いたところで契約するのです。


契約すれば、○○の記事が読めるから
●●新聞が面白いと解ったから

中には、

営業マンのダグさんが熱心で優しいから

なんて理由で契約するお客様も
いらっしゃるようです。


ここから見えてくるのは、
論理的でも感情的でも、理由があれば信じる
というところが解ってきます。


文章に置き換えれば、読んでもらう内容に、
きちんとした理由を持つことが重要です。


加えて、読者に対し、一つの内容を伝える、
ということを頭に入れておきます。


伝えたいことをアレコレと入れるのは、
理解できない原因になってしまいます。
言い換えれば、読者が混乱するわけです。
混乱させないよう、内容は一つに絞ります。


一つの記事に、一つの内容を伝えることを
ポイントにしてください。
そうすることで、読者があなたを信用
しやすくなっていくわけです。


こうして「信じない」という壁を
乗り越えていきました。
次回は、最後の壁についてお話します。