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こんにちは、ダグラスです。


今回は、「好き」という理由で
インターネットショップを開設して
服屋を運営する友達の話を通じて、
物販についてお話します。


今は疎遠になってしまったのですが、
数年前に自分の大好きなジャンルの
服をインターネットで売っている、
友達がいました。


連絡、まして許可を取ってないので、店舗の名をお伝えはできないのですが、
今でもWEB上での店舗があり、
売れ行きは上々の様子です。


売れ始めた頃に、私は友達の手伝いを
したことがあります。


サイトの運営、商品の撮影
仕入れ先の開拓、維持
商品の発送、メールの返答…
といった運営をすべて一人で行います。


手伝いをした頃は、既にある程度の
収入を得た様子でしたが、
それでも、初めは苦労した様子です。


サイトを作っても見に来ない。
挙げた服がなかなか売れない。
利益が上がらないために稼げない。


という苦労は当然あったと言いますが、
何より一番辛かったのは、
商品を仕入れることが、
一番大変だったと仰ってました。


お金を出せば仕入れはできる。
と、あなたは思っているでしょう。


これからのお話は、経験した人しか
味わえない内容になると思います。


「そうは問屋が卸さない」
という言葉があります。


ものごとは簡単にはうまくいかない、
という例えですが、現実的に言うと、
問屋に「売ってくれ」とお願いしても
簡単には売ってくれないのです。


友達は、服のジャンルを絞り、
ターゲットも絞り込む、という
リサーチを徹底的に行ってました。


ただ、いざ仕入れとなると、実績も
店舗もないインターネットの服屋に、問屋は取引をしようという気は
起さないのが現状です。


問屋街に足を運ぶけれど、お断りを
される毎日が続いたようです。
そんな中でも、服を売るために
仕入れを行わないといけない。


友達は考えました。


いろんな店のセール品を買い集め、
自宅の車庫を装飾し、
そして服にタグを張り付け、
ハンガーを使って陳列していく。


その模様を写真に収めて、
売上実績をまとめ上げて、
もう一度、問屋を歩き回る。


そうして取引先を広げたと言います。


売れない頃、そして、問屋にお断りを
された時には非常に辛かったと、
私に教えてくれました。


そんな中で続けられる理由が、
“服が「好き」”だと言います。
売れなくても、見ていれば心が休まる。
そうやって続けてきたと言います。


売れない苦労は絶えないでしょう。
在庫も自分の部屋と一緒でした。


「好き」という理由で
インターネットショップを開設して
服屋を運営し、服を売る。


ただ、それだけの理由で続けている。
単純ですが、大きな原動力です。


次回は、インターネットショップの
「長所」と「短所」について話します。